千葉県市原市に「世界一大きなトイレ」

6日にオープンした「世界一大きなトイレ」は、豊かな自然の中、約200平方メートルの敷地にガラス張りの女子トイレ1基を設置したものだ。設計は世界的な建築家・藤本壮介さん(40)に依頼。約987万円をかけて作った。市は観光客へのPR効果を期待する。

市原市HP 飯給駅前公衆トイレ「世界一大きなトイレ」が完成しました! http://www.city.ichihara.chiba.jp/070keizai/kankou/itabu-toilet.html
「すごい開放感」世界一大きなトイレが千葉に(12/04/06) http://www.youtube.com/watch?v=PRfAdjoLTQs
読売新聞 「アートの街に!さらに事業拡大方針 意気込む市原市」 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120406-OYT8T01288.htm
世界的建築家 藤本荘介 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E6%9C%AC%E5%A3%AE%E4%BB%8B
市原市予算 歳入歳出 http://www.city.ichihara.chiba.jp/030zaisei/zaisei/siryou/yosansho/documents/ippannkaikei-dai1hyou-soukatu.pdf
飯給駅 さっそくこのトイレが載ってるたらーっ(汗) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E7%B5%A6%E9%A7%85

女子用とのことです。 利用する人なんて”まさか”いないと思いますが
盗撮とかの犯罪が起きなければいいのですが・・・(一応カーテンらしきものはありますね) ガラス張りってことは、日中の温度どうなるんだろう?
サウナトイレ? 虫や臭いの問題もでそうですね。 アートだからいいのかな。
個人的には噴飯ものなんですが、他の人はいかがお考えでしょうか?

公共事業は、「民間で行った場合”その事業単体では採算がとれない”
ため、市場原理による供給を望めないものを、”公共の福祉”のために税金を徴収して、地方公共団体が行うもの」です。
なので
「赤字事業だ!」「採算がとれない!」という批判ではなく 「費用対公共利益の度合い」と 「金の流れが不公正でなかったか」
に注目したほうが良いかもしれません。
工事にあたって地元雇用も支えられますし、
この大変有名になったインパクトあるトイレを一目見ようとする人が多いと仮定すると
小湊鐵道の利用客増とそれによる始発駅でもある五井駅周辺店舗利用客増といった 経済効果も望めます。
五井駅周辺にはコストパフォーマンスに優れた優秀な飲食店が多く(フランチャイズ店除く)
飯給駅から少し先にある養老渓谷では素敵な景観が望めます。 他の県市町村の方も是非お越し下さいませ。
私は、花より団子な考え方なので 費用対公共利益の度合いを考えると こういったものに充てる費用を
警察・消防の充実(3.11のコスモ石油大爆発で頑張ってくれました)
公共インフラ(学校などの施設改修、これからより一層深刻化するゴミ問題に対応する投資として ゴミ焼却炉を最新のものに更新する等)の
費用に充てた方がいいんじゃないかなぁと考えます。

国民市民はこういったニュースを見る時
必ず税金が使われている事を考えた方がいいかもしれません。

そもそも、これってアートって言えるものなのでしょうか?
アートって歳出を増やす名目としては、便利な言葉ですよね。
市原市は京葉工業地帯の恩恵もあって
財政力指数が1.15(1以上で優秀)という自治体です。

市民は特に政治経済に関心や危機感はなく こういったお金の使い方にも寛容なので
今後もこういったものがドンドンできていくのでお楽しみに
・・・なんてことはなく
来週の月曜には市役所に苦情がたくさん舞い込むことでしょう。

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